NHKの番組で・・・「相対性理論」についての疑問

NHKの番組で、「タイムマシンに乗ったことはある?」という5才の女の子の質問から「相対性理論」の話になりました。

相対性理論は「光の速度はどんな観測者から見ても常に一定」を前提にしたうえで、次のような説明をされていました。

ロケットの床から天井の鏡に向けて光が出る装置(光が1秒で1往復すると仮定します)を設置し、ロケットの中からそれを観測するもの「A」と、ロケットの横から見るもの「B」がそれぞれの立場から観測したときに、

「A」から見ると光が1往復するのは1秒。

「B」から見た場合、床から発射した光が天井に届く前にロケットが横に移動するので光の進む距離が伸びてしまいます。よって「B」から見ると光が1往復するのに1秒以上かかってしまいます。

「高速で移動している物体は、止まっているものから見ると時間が遅く見える」という説明でした。

では、「A」.「B」と同時に、ロケットの後ろから観測している「C」がいた場合、「C」と「A」の見る光の進む距離は同じなので時間の流れも同じになります。

「B」と「C」はどちらも止まっているのにの時間がずれてしまいそうですが?

「B」と「C」の時間がずれないのは何故でしょうか?

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